エミレーツ ファーストクラスリベンジ<その1>
今年(2019年)も色々と飛びましたねぇー。
少し模型の手を休めて旅行記でも綴りたいと思います。
台湾、マレーシア、ロシア(モスクワ)、ロシア(モスクワ)、シンガポール&マレーシアの順
そのうち、マレーシアとロシアは2回づつ行ってます。
台湾(1月)、LIMA(3月)は記載済みですので
いまさらながらはじめたいと思います。
7月の出来事になります。
2019年7月24日(水)~7月31日(水)まで、丸々一週間 いつものJALで無く
2011年に初めて海外に行った際に利用したエミレーツ航空を利用してみたいと思います。
エミレーツ航空は2011年 初めて海外のエアショー(MAKS)に行く際にツアーで
利用した航空会社。
その当時は航空会社のサービスなんて一切知らず、ただ、ただ謎の国ロシアのエアショーに行くことに
思いを馳せていて、ラウンジ?なにそれ美味しいの?という感じでしたね。
今思えば初々しいというか微笑ましい限りです。
まあ、乗り換えこみで行き帰りそれぞれ20時間前後掛かったりで移動が辛かったなぁとか思い出されます。
今では、もはや行きなれたJAL直行便 片道10時間ですらキツくて
ビジネスクラスでいきたいぐらい贅沢になってますから。
時は流れ、色々と知っていくと航空会社のサービスと言うものに興味を持ちます。
2017年タイミングよく、仕事で海外出張が入りこの際だから一気に上級会員になるべく修行と呼ばれる
飛行機に乗ることだけを目的とした行為を繰り返し 無事JALの上級会員資格を得ました。
そして・・・
その際に貯まったマイルが良い感じ。
一切手を付けずにいたため貯まったマイルが15万超え。
修行の際に得た知識でJALはエミレーツ航空が特典航空券(全部マイルで交換できる)を取得できるとの事
チャーンス!
そしてマイルで無事 航空券ゲット!
155,000マイルと31,860円(税金)
なんとファーストクラスで東京ーロシア間がマイルを使うと3万円ちょとです。
エコノミーよりヤスw
JALのマイルでとっているのでJALのページから見れます。
人生初 おそらく最初で最後でしょう(笑
予約当初(330日前)は全工程A380だったのですが
ドバイ→モスクワ間が777になってしまいました。(まっ、しょうがない)
綿密に予約日程を逆算して席は、飛行機最高の位置と言われる 1A
トランジット時間が長いのはファーストクラスラウンジを楽しむため。
行きはあえてモスクワードバイ間を1本遅らせて13時間ドバイ空港で過ごします。
帰りはなんと、モスクワ発を1本遅らせドバイ着を日本行きが出発後に到着するようにして
なんと!21時間ドバイ空港で過ごします。
それもこれもファーストクラスを楽しむためですから(笑
と言うことで2018年10月ごろに航空券の手配を終わらせ1年後の搭乗までワクワクしながら
8年前に乗ったエミレーツで同じルートで今度はファーストクラスでMAKS観にいくぞ!
ってのが主旨だったのですが・・・・
そのMAKSが日程変更してしまい(それはまた別のお話)
変更すれば良いじゃんとおもわれるでしょうが、さすがにマイルで交換できる特典航空券は
お金を払っていないので優先順位が最下位なので変更はほぼ不可能。
ということで、2度目のモスクワ一人旅です。
ロシアでもモスクワはまだビザ申請が必要なので少なくとも一ヶ月前には
全部観光ルート決めていきますが、今回はホテルとビザだけ手配の自由旅程(いちおう代理店を通します)
その代理店でもいろいろ手配がありますが次はしないでしょう・・・。
それと同時に2022年には電子ビザ化されそうなので次回からは、ふらっと いけそうですしね。
さて、もろもろの手配を終えてその日へ
ファーストクラスしか頭にありません。
では成田から出発まで行ってみよう!
行きなれた 成田第二ターミナル
エミレーツは何処のアライアンスにも属していませんがJALと提携してるので
第二なんでしょうね。
出発は22時ですが、まあいつものあれですよ。
ラウンジを満喫するためです。
エミレーツなんかもう乗る機会無いでしょうからね。
17時30分から受付開始ですが
なにせ今回ファーストクラス すべてにおいて優先されます。
ボーっとファーストの前に立っていると・・・
お声がけ
ファーストクラスの特権ですね。
チェックイン開始時間前なのにチェックインOKです。
(ま、日本ですしオぺレーションはJALなので融通がききます)
ロシア出発のドモジェドボ空港では何であろうとキッチリ待たされましたけど(笑
ようつべ用にカメラ構えながらでしたが、穏やかに対応してくれました。
これがファーストクラスのチケットですか
FIRSTの文字が輝かしい!
今回、モスクワでは買い物を目一杯楽しみたいので
90Lのでかいスーツケースを1つ
あとは現地で目をつけていたアーミヤでスーツケースを買います。
手荷物にもFirst
すべてにおいて最優先です。
まじまじと搭乗券を見てついにこの日がやってきたのだと思いました。
さあ、どう楽しませてくれるのだろうエミレーツよ
Fast Trackがもちろんファーストクラスですので使えますが
ここは成田。
ワンワールドサファイアステータスなので普段から使えるので
まったく、ありがたみはありません。
20分ほどで出国。
もはや手馴れたものですね。
キャセイは何度か入ったことがありますが
ついにその隣の普段はやっていないエミレーツにいける。
ああその前に免税店でタバコを買っていざラウンジへ!
出国してすぐの左手に有るエレベーターからエミレーツラウンジにいけます。
さあ さあ さあ!
おおおおお!
やっている。いつもは電気が消され暗いラウンジの入り口
17:20くらいからオープンだそうです。
ついにこの扉をくぐります。
なんなくチェック完了して談笑しながら入場
入っていきなり噴水w
もういきなり頭がおかしいですよ(笑
1番乗り!
かと思いきや、タバコ買っている間に外人さんが1人奥にいました。
残念。
見てださい。
この広さ。成田の4F(ふつうみんながいるフロアーの上です)
別世界
軽く腹ごなしします。
もう夕方ですしね。晩御飯
これが有名なエミレーツ名物 デーツ
ま、正直そんなに美味しいものではなかったと思います。
※機内では ことあるごとにCAさんからコーヒーとデーツを進められ
デーツ地獄に陥ります。
今となっては、正直もう見るのもヤダ
少し時間がたって、メインディッシュが配膳され始めました。
ステーキ!
柔らかくて美味しかったですよ。成田の割には。
成田の割には って事がポイント。
日本のラウンジでの食事がファミレスレベルなのはドバイに着くと判ります。
エミレーツは第二ターミナルのラウンジ(サクラ、JALファースト、アメリカン、カンタス)の中では
断トツでトップだと感じました。
てんぷらは注文式なので都度揚げたてを持ってきてくれます。
そのほかの食事
いずれも、一手間掛かっている気がします。
まずはステーキ!
柔らかい。(いつもならおかわりですが、機内食もあるので抑えて抑えて)
上げたて「てんぷら」何年か、ぶりに「てんぷら」サクサクで美味しかったです。
ついでに寿司も(これは回転すしレベル)
お腹が満たされたのでココは最初で最後であろうエミレーツラウンジを目一杯
エンジョイということで、普段は日本からの行きでは浴びないシャワーも行っちゃいましょう!
さらにエミレーツ航空のA380路線ではファーストクラスの機内で
シャワーが浴びれますので、機内でも浴びます。
すげーエミレーツのロゴだらけ
いい奴らしいです。
シャンプーとボディーソープ
ダストボックスまでエミレーツのロゴ入ってます。
すっかりサッパリしてデザート
そうしてウダウダしていたら搭乗時刻が近づきました。
いやー成田のエミレーツラウンジ
満足満足
そもそも人が少ない上に、利用客では日本人は少ないし本気でリラックスできます。
正直もう望みは叶えたので、家に帰りたくなってきました。
JALのラウンジだと時間帯によってはイモ洗い状態ですからね・・・・。
でもエミレーツはまず利用しないし。
搭乗時間が近づいたので名残惜しいですが成田のエミレーツラウンジを出ます。
キャセイのラウンジは閉まっていました。(キャセイ便がもうないからね)
機材がA380なので成田では、ほぼゲートは決まっていてゲート66
これ一番端っこなのよね。歩くのだるいわ。
サクラがいいかなやっぱり。
なぜならカレーが食べたくなったから。やっぱり飛行機で出発前に
JALカレーのルーと肉だけで一杯呑まないと気分が・・・・と言う贅沢病発生
今回はお預け。8月(成田)9月(羽田)で食べるから我慢しました。
でもやっぱり気分がねぇ・・・。
さあ、はるばる端っこのゲート66付近です。
見えてきました。
今日乗る機材 アニマル柄の特別塗装機です!
(帰国後 機内販売とドバイのショップには無かったので通販でモデルプレーンを買ってしまった)
でかい!
個人的には747ジャンボは一度も乗ったことがなく
こういった大型2階建ての機材は今回が初めて。
効率悪いとか言いますが、今回のような贅沢な旅には巨人機が似合います。
搭乗開始しました。
A380はファースト、ビジネス専用の2階直通の通路を使うのでまったく人に合いません。
じゃーん!
これがファーストクラスの座席(思ったより小さいとは言わない)
お金を払うと往復 約150万円です。
さっそく、外人CAさんから写真とる?のフレンドリーなお声がけ
みんな「映え」や記念で写真を撮るんでしょう。
私もまあ撮りました。
そして、ウエルカムドリンク
人生初めての「ドンペリニヨン」ドンペリです。
シャンパンの銘柄ごとの味はわかりませんが、シャンパンは好きです。
さて、待てど暮らせど誰もファーストクラスに来ません。
と、
ようやく日本人CAさんが挨拶に来ました。
(日本人CAは全体で何人か乗っているそうですが、ファースト専属は居ないようで・・・・)
CA「なにかお困りのことがありましたらお申し付けください・・・云々」
私「そういえば他のお客さん乗ってこないようですが?」
CA「本日、ファーストクラスは〇〇様だけでございます」
私「は?!」
なんと、ファーストクラス貸切です。
CA「ですので、お好きなお席にご自由にお座りください」
との事
まあ、実はエミレーツのサイトで座席指定で見ていて知ってましたけどね
でも当日購入とかアップグレードの可能性もあったので安心はしていなかった。
しかし!
予感は的中し見事 成田ドバイ間独り占めです。
まったく他人の居る適度な緊張感の無くなった 今。
後は出発まで待つだけです。
ファーストクラス1人だけなので
しょっちゅう デーツを持ってこられます。
正直 あまりいらないけど・・・
必ずデーツと一緒に淹れられるアラビックコーヒー
普段コーヒーも飲まないので、薄苦い独特の味で微妙・・・・
コーヒーと番茶を混ぜた味が気がする。
2階(ファースト、ビジネスクラス)から下界(エコノミー)を見下ろす。
一杯人がいますよ
トイレ兼 シャワー
独り占めですが結局1回しかシャワーは浴びません。
ラウンジでもシャワー浴びたもんで。
つかそんなに要らんわー。
離陸します。
特に感動はありません。
まあ やたら静かで安定しているかなっと感じた程度。
2階席なので外がくっきり見えないのです。
A380 ファーストの窓は2階席なので傾斜していて2重か3重のガラスで
中の光が反射で外が見にくいです。
メニューを眺めて考えますが・・・・
ファーストクラスでも、深夜発だとあまり良いメインメニューがありません。
もし、ファーストクラスに乗る人がいたら日中や夜の早目で出発する便がお勧めです。
正直 食事は思っていたほど豪華ではありません。
呑みほすと、すぐに注がれるシャンパン・・・・ドンペリ
正直 水とか冷たいコーラの方がうれしいです。
おつまみのナッツが暖めてあり美味しかったなぁ~
さあ、離陸して安定飛行に入ったら お食事です。
唯一 出発前に楽しみだったのはキャビア!
キャビアってまだ食べたこと無いんです。
即効頼みました。
「イクラのプチプチちっちゃいのって感じ。
・・・・まあこんなもんか」と思います。
美味しかった気はしますが、
また食べたいかと問われると「まあ?タダで出れば」程度です。
メインのビーフです。
ココナッツミルク・・・の時点で嫌な予感はしました。
うーむ、やっぱ苦手だな。
ココナッツミルク
EK319便だと8年前に乗ったエコノミーの食事のほうが
私のような貧乏舌には合っている気がします。
言えば出してくれるようですが・・・・ラウンジで食べたしもういいや。
コーヒータイム。
あーあと5時間何しよう・・・。
シャワーは到着2時間前にしました。
すなわち基本的に寝ないで徹夜で乗ります。
やることも無いので
ファーストクラス独り占め証拠写真を撮りました。
A380のファーストクラスの座席は全14座席
1Aから上の図のような感じです。
ではどうぞ。
まずは自席の1A
後ろの2A
その次の3A
A列最後尾4A
折り返して
通路側先頭へ BCDを飛ばして 1E
この辺で一人で調子に乗ってきます。
次2E
3E
折り返して反対側通路先頭1F
次の後ろ2F
つぎ3F
最後反対側の窓側へ
右側の窓側先頭1K
誰も来ないので私一人で放置プレイ状態です。
もうやけです。2K
さびしいです。話し相手がほしいなぁ 3K
この間 CAさんも誰も来なかった
ラスト 全席制覇4K
まあ、独り占めもいいですが飽きますね。
仲間内とか2,3人だと最高に楽しいんでしょうが完全に1人で8時間は辛いです。
おそらく、普通の男性客1人ということで
手も掛からないので呼ばれたら来るみたいなスタンスでしょう。
この便のCAさん達は楽でよかったですね。
それとも日系が過剰なのでしょうか?今となってはもう判りません。
どちらにしても今後もJALがメインでしょうから良いんですけどね。
9月のクアラルンプール発のCAさん達のほうがよっぽどホスピタリティー高いですよ。
・・・エコノミーでしたけど。
間が持たないので、とある場所へ
A380はデカイ空間を生かして、2階の最後尾にバーラウンジがあるので言ってみました。
ビジネスクラスの長い通路を通って最後尾へ
とってもフレンドリーなCAさん2名が出迎えてくれました。
CAさんが撮ってくれました。
エミレーツ帽子かぶりたかったな・・・。
エアラインユーチューバーのサム・チュイみたいに
まあいいや。ボーっとしているので
一通り巡って今度はファーストクラス専用バー
こちらは無人です。
ファーストクラスは勝手に好きなだけ飲みやがれって事でしょう。
普段は呑まないウイスキーを飲んでみました。
おぇー
私の口には合いませんでした。
機内エンターテイメントも一通り見てあまり魅力が無いので
トイレとシャワールーム
この後 入りました。シャワー!
シャワーは帰りの便でじっくりお見せします。
トイレ・シャワーはいつも綺麗。
使うたびに専属のキーパーが掃除しているみたい。
シャワーを浴びてサッパリした後 自席に戻ると
さりげなくフルーツ盛り合わせ・・・・。
フルーツって食べないんだよなぁ・・。
おーっと、そんなこんなで
まもなく到着です。
日本時間朝7時くらい、ほぼ寝ずに人生初のファーストクラス満喫しました。
ラウンジで寝るからいい。
着陸はモニターで見ます。
垂直尾翼にカメラがあるのでその光景
とくに着陸時に問題も無く、8年ぶりのドバイへ
ターミナル3でエミレーツばかりです。
コックピット案内とかあるのかな?とおもったがそれも無く。
動画でユーチューバーがCAさんと楽しそうにしているのは
プロモーションなんだろうなとか思っていました。
逆に、CAさんと全部英語のコミュニケーションなのでリラックスできないのと
我侭言えないしという誰も居ない寂しさと深夜便で徹夜してテンションが落ちていたこともあり
感激とか言う事よりも、この先ロシアでの買い物の予定と
帰りの21時間滞在するこのドバイ空港でどう過ごすか考えていて
面倒臭くなってきました。
飛行機を降りてラウンジに向かいます!
もう眠い眠い
あった!ファーストクラスラウンジ・・・
と、ここではありません。
ここはコンコースB 目指すラウンジはコンコースAです。
以外にもドバイ空港内の移動は8年前に1度だけにもかかわらず、それなりに覚えているようです。
そしてついに!
ここが、世界最高のファーストクラスラウンジ
ドバイ空港 エミレーツ ファーストクラスラウンジです。
ワンフロア丸々 全部ラウンジです。
食住全部そろってます。食べ物はすべて¥0です。
ストップオーバー以内であればその間ずーっと居られます。
ボーディングチケットを見せ確認もOK
ついに!
ついに エミレーツ ファーストクラスラウンジを知ってから
来てみたかった場所にたどり着きました。
さて、次回ラウンジ内の十数時間の様子とモスクワへのファーストクラスの模様は
つづく
良いお年を!
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